今回は、説明会でいただいた、次のご質問に回答したいと思います。
「面接ではどこを見ますか?」
面接ではどこを見ますか?全部を見ています
「面接ではどこを見ていますか?」という質問もよくいただく質問です。
私は、
「全部を見ています」
と回答しています。
会社への訪問開始から、退出するまでの全てを見られていると思ったほうがいい
チェイスでは、集団面接を行いません。
一次面接、二次面接ともに、面接担当者との1対1となる個別面接方式を採用しています。
会社にお越しいただくと、面接会場となる応接室にお通しします。
その後、少しお待ちいただくと、一次面接担当者(私)が入室をします。
そこから1時間ほどお時間をいただいて、いろいろお伺いをして、一次面接が終了し、ご退出のお時間となる流れです。
この間の一連の流れについて、「全部を見ています」ということになります。
この「全部を見ています」はチェイスだけの特別な流れではなくて、ほとんど全ての会社で同じような見られ方をすると思います。
違いがあるとすれば、どこに重きを置くのか、という点でしょうか。
とある面接担当経験者と話していて、
「私は、求職者が入室して座ったままだったら、大幅に減点しますね。そのことだけで決めはしませんが、大減点は確定です。」
と聞いたことがあります。
どこの企業も、「この行為をしたらNG(=一発不採用)」という基準を持っていると思います。
そのポイントが求職者側に明かされることはありませんが、面接を受ける側は、「いつどこで地雷を踏むかわからない」という状況にあるのだと理解しておいたほうがいいです。
面接対策はどこまでするべきなのか
「全てを見られている」と聞かされると、どう対策したらいいのか、と悩んでしまう方も多いと思います。
全体的な対策としては、「面接が上手にできないと、やっぱりダメですか?」の記事でお伝えしたような、
- 実戦練習
- 模擬面接
で対策を進めるとして、企業ごとの個別対策としては、「できることを全部やってみる」というのが取れる対策になろうかと思います。
ただし、小手先の対策は慣れた面接担当者に対しては無意味です。
テクニックに走るよりも、あなたという逸材が、入社後にどんな活躍をしてくれるのか…というイメージを面接担当者が思い描いてしまうような展開になることが、一番わかりやすく内定に近づくと思います。
どの点が面接担当者の琴線に触れるのかは、わかりません。
面接担当者からの、ひとつひとつの問いかけに、真摯に回答してください。
面接担当者が落とすつもりで面接をしているのでないのなら、ひとつひとつの問いかけには必ず意図があります。